ダイアナ妃&チャールズ皇太子が韓国訪問で見せた「決定的な亀裂」の瞬間
ダイアナ妃とチャールズ皇太子が離婚したことは当時のロイヤルファンにとって、衝撃的な出来事だった。結婚生活の破綻が公けになってから、ロイヤルファミリーはふたりの関係を修復しようと最後の努力を試みていた。 『Express』紙によると、それは1992年11月のこと。バッキンガム宮殿は「一体感を表すツアー」として、ふたりを4日間の韓国訪問に送ることを決めた。幸せなふたりの撮影チャンスをたくさん設け、離婚の噂を鎮めようとしたものだったが、実際は逆の結果になってしまった。 【写真】ダイアナ元妃とチャールズ皇太子…噂になった&実際に認めた2人の不倫相手たち
事実、ソウルに到着し、飛行機を降りてきたふたりの関係がかなり深刻な問題を抱えているのは、傍目に明らかだった。 チャールズ皇太子とダイアナ妃の敵対意識はあからさまで、韓国ツアーに同行していたある記者は「飛行機のタラップを降りてきたふたりの間には憎しみが溢れ出ていた」とコメントしたほどだった。
訪問中もふたりの関係は改善せず、韓国の青瓦台で催された大統領主催の晩餐会でのこの写真のように、ふたりの気持ちが離れている様子を捉えた写真は今では有名な一枚になっている。 29年後の今見ても、ナイフで切れるくらい張り詰めた緊張感だ。 百聞は一見にしかずな写真で、王室はチャールズ皇太子とダイアナ妃の結婚の破綻に対処するしかなかった。 チャールズ皇太子の秘書官代理ピーター・ウエストバーコットは「彼らがうまくいっていないことはわかっていますが、私たちは最善を尽くしています」とダイアナ妃を伴わずに皇太子が単独で造船所を訪問した際に記者たちに語った。 その後、11月25日にケンジントン宮殿で開かれた会合でチャールズ皇太子とダイアナ妃は正式に別居することを決め、12月9日に発表された。
Translation: Mitsuko Kanno