地元民も通う、青森・弘前と白神山地のおすすめグルメ
大阪屋
パリパリの極薄食感が軽快な名菓 津軽の二代目藩主・津軽信牧(のぶひら)の御用菓子司として寛永7(1630)年に創業。看板商品が、蕎麦粉を使ったごく薄の焼き菓子「竹流し」だ。冶金に用いられた青竹製の型と、磨く前の金の鈍い色から着想を得て、金鉱山のあった目屋村一帯で蕎麦畑があったことから蕎麦を材料にと、誕生の逸話からノーブル。生地を麵棒一本で仕上げる職人技は代々口伝で、9代250年に渡り今に伝えられている。香ばしさと軽やかな食感は、唯一無二だ。 「竹流し(小)」 ¥1,200 大阪屋 青森県弘前市本町20 tel. 0172-32-6191 営業時間/8:30~17:30 無休
白神山地メイドを堪能しよう!
日本初のユネスコ世界遺産登録から2023年で30年を迎えた白神山地では、自然の恵みと人の知恵が生みだす“古くて新しい”味もいろいろ。コーヒーに果実酢、豆腐などを、土地の恵みを生かした、ワン&オンリーの「メイド・イン・白神」を味わってみて。
白神焙煎舎
りんごの木の炭と名水で作る味 弘前の老舗喫茶店が開いた炭火焼き焙煎のコーヒー専門店。かつて地場産業だった炭作りを受け継ぎ、自社の炭製造所でりんごの木を使った炭を作り、土地ならではのコーヒー文化を発信する。白神山地の超軟水で丁寧に淹れたコーヒーは、芳しさと深みが格別。自分で焙煎した豆を持ち帰れる焙煎体験も人気だ。 白神焙煎舎 青森県中津軽郡西目屋村田代神田219-1 tel. 0172-40-3821 p 10:00~16:00 無休 ※焙煎体験コース(約1時間)¥4,000(コーヒー豆のお土産付き)
白神とうふ
伝統的な豆腐が定食で楽しめる 西目屋村伝統の冬に作られる硬い豆腐、目屋豆腐。一度は途絶えるも復活を遂げ、津軽の冬の味として愛されている。目屋豆腐をおぼろ豆腐仕立てにした白神とうふを供するカフェが2023年春にオープン。茶飯と汁ものが付く定食はローカル発のヘルシーフードだ。 白神とうふ 青森県中津軽郡西目屋村川原平大川添417 tel. 080-2028-3756 ※詳細はインスタグラムでチェック Instagram/@shirakami_tofu