「究極のスピード婚! お見合い結婚後の1年でやってはいけない4つのこと」恋愛・婚活アドバイザー植草美幸
お見合いはスピード結婚! だからこその注意点も
こんばんは、結婚相談所マリーミー代表で恋愛・婚活アドバイザーの植草美幸です。 結婚相談所では、お見合いでの出会いからプロポーズまで約3ヵ月が基本。本気で結婚したい人たちがお互いの時間を無駄にしないよう、半年以内に決めるのがルールです。実際、在籍期間は半年程度、お見合いを10回ほど行い、3~4ヵ月の交際期間を経て成婚退会をされている方が多い印象です。中にはお見合いを繰り返し、1年以上在籍している方もいらっしゃりますけどね。 植草美幸の【婚活戦略女子】一覧はこちら 世の中では付き合って1年以内で「スピード結婚」と言われますが、お見合い結婚はまさにスピード結婚。「1年付き合ったけれど、ピンとこなくて別れた」とダラダラ過ごしているアラサー女子は、そのスピード感に驚くかもしれませんね。ただ、スピード結婚だからこそ、プロポーズ以降、結婚後1年で注意して欲しいポイントがあります。 私の結婚相談所の場合、会員の方と密にコミュニケーションを取るので、毎日のようにアドバイスをもらえる状態になります。しかし、結婚後まで面倒をみることはできませんから、アドバイザーに頼っていた部分も含めて、夫婦となる2人が向き合わなければなりません。そんな最初の試練に、私がアドバイスしていることをお教えしますね。
結婚後の1年はキレイ事以外の答え合わせ
新婚の1年間は相手と自分の価値観や生活習慣、そしてキレイなところ以外をすり合わせる期間だとお伝えしています。出会って3ヵ月の相手、しかも良いところしか見ていない状態ですから、どんな相手でも不満がポロポロと出てくるのは当たり前。逆に言えば、「え~? やだ~!」「もっとこうしたい!」と思ったあなたの気持ちを彼に知ってもらうチャンスです。そのために知っておいて欲しいのが次の4つ。 1 ガマンはNG! お互いの不機嫌を見過ごさない 交際相手がなんとなく不機嫌だったとき、「最悪、なにあの態度!」と勝手に心のシャッターを降ろす人がいます。結婚相談所にいる間なら、婚活アドバイザーに愚痴を聞いてもらい「彼はそういう意味で言ったんじゃないと思うよ」とアドバイスをもらえるわけですが、結婚後はそうもいきません。自分から彼に、「私はこういう風に思ったから、こうしたんだよ。どうしたの?」と言葉にしましょう。 2 新婚の我慢は根深く残る もちろん、自分の不機嫌も我慢しないで。黙ってスネるのではなく、「今、こう思って落ち込んだの」と真剣に伝えたり、時には「いま奥さんは○○したくありませ~ん!」と明るく言葉にしてみてください。例えば、彼から「コーヒー淹れて」と言われたらどうしますか? 「なんで私が?」と思いながら我慢して淹れてしまえば、いつの間にかコーヒー係となり、上下関係ができてしまいます。片方が我慢の連続になって、それが5年10年積もっていくと熟年離婚にもなりかねません。家事やお世話をすることが多い女性は、その立場に甘んじやすいもの。彼が大好きで「立てたくて立てる」のはいいですが、「我慢して下にいる」のは絶対ダメなんです。 3 感情的になったら負け! 楽しくノンストレス作戦 かといって、イラッと来て「あなたがやれればいいでしょ!」と強く言い返して喧嘩になれば、気分も最悪になってしまい、結局うっぷんが溜まりまくりです。ぜひ、新婚の1年間は、我慢しないで感情的になるのもちょっとだけ待ってください。まずは楽しい言い回しで、相手を乗せてみましょう。「かわいい奥さんがコーヒー飲みたいんだって♪」「ジャンケンで負けた方がコーヒーの準備しよう」など、バリエーションはさまざま。これから一生あなたが楽しく生きるために、彼を動かす作戦を立てることです。