増加続く救急出動に対応 あすから松山市消防局が「機動救急隊」を増隊
熱中症患者は去年の1.4倍に。増加し続ける救急出動に対応するため、松山市消防局はあすから救急隊を1隊増やします。 運用開始を前に救命処置の訓練を披露したのは、あすから松山市救急ワークステーションを拠点に活動する「機動救急隊」です。 松山市消防局管内の去年1年間の救急出動は2万9987件と、一昨年よりおよそ1600件多くなっています。 消防局では、搬送者の6割が65歳以上と「高齢化」が進んでいることに加え、今年は「熱中症の搬送者」が去年の同じ時期の1.4倍になるなど、今後も救急要請の増加が見込まれるとして体制を強化しました。 松山市消防局 救急課 四之宮敏久課長: 「緊急時の時には迷わず119番 で救急要請して頂きますとともに、判断に迷った時にはえひめ救急電話相談♯7119 を利用頂きまして、救急の適正利用をお願いしたいと思います」 松山市消防局に「機動救急隊」が配置されるのは、去年10月の発足に続いて2隊目です。