テーラーメイドの新作ドライバー「Qi35」が適合リストに登録 「LS」は超・浅重心設計か!?
スライディングウエートは廃止か?
テーラーメイドの新ドライバーがR&AとUSGAの適合リスト(コンフォーミングリスト)に登録されました。その画像から予想すると、新モデルは超浅重心設計になっているのかもしれません。 【写真10枚】これがテーラーメイド新作「Qi35」とキャロウェイ新作「ELYTE」、ピン新作「G440」です! 注目3機種を見比べる
12月9日、適合リスト(コンフォーミングリスト)に登録されたのは「Qi35(Version1)」「Qi35 MAX」「Qi35 LS(Version2)」とレフティー用の「Qi35 LS(LH)」です。 一番気になるのは「35」の意味です。 ちなみに前作の「Qi10」の「10」は慣性モーメントが10K(10000g・cm2)の意味でした。しかし、慣性モーメントが35K(350000g・cm2)のというのは常識的にありえない数字です。「Qi35 MAX」のソールには「10kg・cm2」の文字が入っていましたので、おそらく慣性モーメントは10K のまま。「35」というのは違うテクノロジーを表した数字でしょう。 画像から気になったのはウエートポートです。今回はスタンダードの「Qi35」がフェース寄りに1個、そして「Qi35 LS」はフェース寄りに2個のウエートがあります。これが通常のウエートだと、かなり重心が浅くなるはずです。ちなみに「LSタイプ」には「Qi10 LS」「ステルスプラス」にあったようなスライディングウエートがついていないようです。 12月9日に登録したということは今週開催されるDPワールドツアー「アルフレッド・ダンヒル選手権」やアジアンツアー「PIFサウジインターナショナル」で選手が使う可能性が高いでしょう。
ゴルフのニュース編集部