県内の企業倒産 2カ月連続10件以上
北陸朝日放送
11月、県内で倒産した企業の数は12件にのぼりました。 倒産が10件以上になるのは2カ月連続で2016年以来8年8カ月ぶりです。 民間の信用調査会社東京商工リサーチのまとめによりますと 11月の県内で発生した企業倒産は12件で 負債総額は16億7900万円にのぼりました。 倒産件数は2023年の同じ月に比べ4件多く、 10月に続いて10件を上回りました。 2カ月連続で二桁に達するのは2016年3月と4月以来8年8カ月ぶりです。 また負債総額も10月より大幅に増えて2024年に入って最も多くなりました。 産業別ではサービス業が6件と最も多く 原因では「販売不振」が9件と全体の75%を占めました。 東京商工リサーチは 「飲食などサービス業の倒産が増え建設業や製造業でも倒産が発生している。 資金需要の高まる年末を迎え、さらに増える可能性が高まっている」と分析しています。