もう一度見られるとは… 現代に蘇った「意外」なクラシックカー 10選
ロータス・エリーゼ
車両重量1246kg。オリジナルのロータス・エリーゼより約500kg重い。公平を期すなら、それでもEVとしては非常に軽い。 英国のナイオボルト社が製作したワンオフモデルのEVプロトタイプで、初代エリーゼと同じくジュリアン・トムソン氏によってデザインされ、最高出力470psの電動パワートレインを搭載している。 ロータス・エキシージSのシャシーをベースにしており、ナイボルト社のマーケティングツール兼テスト車両として使用されている。 同社のバッテリー技術では、特殊なタングステン陽極によって充電時間をわずか数分に短縮できる。この技術は自動車の軽量化と充電時間の短縮を狙うものだというが、言うまでもなくスポーツカーに適している。
ヒョンデ・ポニー
この記事を読んでいる人の多くは、ヒョンデの最初の自動車がフォード・コルチナだったことを知っているだろう。英国フォードと提携し、1968年に同車のノックダウン生産を開始したのだ。 ヒョンデが初めて独自開発した国産車は「ポニー」だ。デザインはかのジウジアーロが手掛けたものの、モーリス・マリーナの影響も大きく受けている。 とはいえ、この現代版モデルをブリティッシュ・レイランドの製品と勘違いする人はあまりいないだろう。 2021年に発表された新しいポニー・コンセプトは、有名俳優の自撮り写真のようにインターネットを賑わせ、何千、何万もの「いいね!」を集めた。 シルエットはオリジナルとほとんど変わっていないが、カメラを使ったミラー、シフトチェンジボタン、アイオニック5のヘッドライトとテールライトを備えている。
マレー・スカリオン(執筆) 林汰久也(翻訳)