もう一度見られるとは… 現代に蘇った「意外」なクラシックカー 10選
トライアンフTR2
ロンドンを拠点とするデザイン会社マッキナは、2023年に現代版トライアンフTR2を発表し、トライアンフ愛好家たちの心を躍らせた。 同社は通常、自動車メーカーと密接に、そしてひっそりと仕事をする縁の下の力持ち的な存在だが、「TR25コンセプト」はトライアンフの自動車メーカーとしての100周年とトライアンフTR2の70周年を記念して発表された。 BMW i3のシャシーをベースに、ドイツで製作されたワンオフモデルだ。 量産化される予定はないが、もし非常に資金力があり、懇切丁寧にお願いすれば、マッキナが作ってくれるかもしれない。
メルセデス・ベンツ190EエボII
2024年の初めに、ドイツのエンジニアリング会社HWAがメルセデス・ベンツ190EエボIIへのオマージュとなる「HWAエボ」を公開した。 HWAエボは、コスワース製の2.5L 4気筒を、メルセデス・ベンツの3.0L V6ツインターボに置き換えたもので、最高出力は450psと言われている。追加料金を出してアファルターバッハ・パフォーマンス・パッケージを装着すれば、500psになる。 そう、HWAはこれを実際に生産・販売する。100台のみの限定生産で、価格は約60万ポンド(約1億2000万円)から。少なくとも12か月/1万2000マイルの保証はつくが……。
モーリス・コマーシャルJタイプ
ああ、そうだ。モーリス・コマーシャルの「JE」も忘れてはいけない。2019年に発表され、発売予定は2021年だった。 英国を象徴するバン「Jタイプ」を、新しいスタイリングと電動プラットフォームで作り直せば、ほら、ヒーローの出来上がり。シンプルな方程式だ。 航続距離は320km、積載量は1000kg、総重量は2.5トン。車両価格は6万ポンド(約1200万円)と言われていた。 モーリス・コマーシャルを支援する中国企業は記者会見で、運送事業用としてだけでなく、良い宣伝材料にもなると確信していた。 残念ながら、JEはまだ発売されていない。しかし、同社のインスタグラムはまだ稼働しているので、希望はまだある。