もう一度見られるとは… 現代に蘇った「意外」なクラシックカー 10選
オペル・マンタ
オペル、ひいてはヴォグゾールは、歴史的な名前を復活させることにかなり熱心だ。例えば、新型フロンテラを見てほしい。 そして2021年、オペルは過去のカタログをあさり、スポーツクーペ「マンタ」のEVバージョンを発表した。 オリジナルの繊細なラインはそのままに、最高出力75psの1.6Lエンジンから、特注の最高出力147psの電気モーターに置き換えた。 AUTOCARは2021年にこの「マンタGSeエレクトロモッド」に試乗したが、単なるコンセプトカーであるにもかかわらず、その完成度の高さに驚かされた。また、4速マニュアル・トランスミッションが搭載されていたことにも驚いた。
フォードRS200
「RS200」が同車の発売40周年を記念して、限定特別車として復活する。 伝説的な1台をリマスターするにあたり、フォードがパートナーとして選んだのが、英国のボアハム・モーターワークス社だ。同社が手がけるRS200は、既存車のコンポーネントを使用するのではなく、「まったく新しい」作品として一から英国で生産される。 どのような外観になるかはまだわからない。しかし、初期段階での予告によれば、オリジナル車のシルエットを受け継ぐ一方で、LEDヘッドライトなどのディテールは最新のものになるようだ。 パワートレインについても未公表だが、同社はオリジナルのRS200の特徴として、ミドマウントエンジンと四輪駆動システムを挙げている。つまり、これらは維持される可能性が高い。
ジャガーXJS
ジャガーXJSは、モータースポーツの伝統を受け継いでいるにもかかわらず、ロードカーとしては際立って速いわけではいない。TWRパフォーマンス社はそれを変えたいと考えている。 今年初め、TWRパフォーマンスはジャガーXJSにカーボンファイバー製ボディ、V12スーパーチャージャー、マニュアル・トランスミッションを搭載し、最高出力600psを発生させるという奇抜なモデルを発表した。 アグレッシブなボディラインは、インターネット上で有名なデジタルデザイナー、カイジル・サリーム氏と、ポルシェのモディファイで知られるマグナス・ウォーカー氏によるものだ。開発は、F1での経験も持つTWRによって行われ、2年以上が費やされた。 TWRパフォーマンスは、この「XJSスーパーキャット」を88台生産する予定だ。この数字は、TWRが1988年にル・マンで初優勝したことを記念したもの。価格は22万5000ポンド(約4470万円)だ。