美容賢者がこぞって使う《レチノール》避けられない…皮むけ・赤み・かゆみ、対処法3つ
美容賢者がこぞって使う「レチノール」
ピュアレチノールや純粋レチノールとも呼ばれる「レチノール」。エイジングケアを支える頼もしい成分ではあるものの、乾燥や赤みなどのA反応を乗り越えなければいけないところにハードルの高さを感じます。今回はレチノール初心者がA反応を乗り越えるポイントや、敏感肌でも取り入れやすいビタミンA誘導体について紹介します。 【画像】《レチノール初心者》使うべき成分・避けるべき成分(画像5枚)
A反応は「レチノール」初心者の第一関門
シワ改善の有効成分として認められているレチノールは、エイジングケアの要として注目されている成分です。皮膚の弾力性や水分保持に関わる表皮のヒアルロン酸産生を促進させ、シワ改善をもたらします。 レチノールを使い始めると「レチノイド反応(A反応)」と呼ばれる乾燥や皮むけ、赤み、かゆみなどの刺激を感じる場合があります。化粧品に配合されるレチノールの場合、数日~数週間で症状が和らいでいき、だんだんとレチノールによるメリットを体感できるようになります。シワ改善のリターンが大きい分、A反応を乗り越える必要があるのです。
レチノールのA反応を乗り越える工夫
レチノールによるA反応は、肌のターンオーバーが急激に促されることで起こります。肌がレチノールの作用スピードに追いついていない状態ともいえるので、数日間使い続けて肌が慣れていけば、A反応による症状が和らいでいくはずです。 レチノールのA反応をうまく乗り越えるには、一時的に乱れる肌のバリア機能を改善するために、保湿に力を入れたスキンケアが大切です。水分を抱え込むヒアルロン酸やコラーゲン、水分保持力を持つセラミドなどの保湿成分を取り入れましょう。反対に皮脂分泌を抑制するビタミンCを使うのは、避けることをおすすめします。 レチノールの使用頻度の調整や、使用部位を限定して使うのも得策です。初めのうちは2~3日に1回のペースで1~2週間使い、問題なければ1日1回夜のみにペースを上げ、最終的には朝晩2回のペースを目標にします。A反応は口周りや目周り、ほほに強く表れやすい一方、Tゾーンには刺激を感じにくいこともあります。まずはTゾーンから塗りはじめてみましょう! 無理にペースを上げたり顔全体にぬったりしてA反応の症状を悪化させるよりも、ゆっくりマイペースになれていくことが大切です。