「ダンゴムシみたい」患者に暴言など「虐待」認定 三重・鈴鹿病院に運営指導
中京テレビNEWS
入院患者への虐待が16件確認された三重県の鈴鹿病院に、11日、県が運営状況などの調査に入りました。 三重県によりますと国立病院機構・鈴鹿病院では、職員が障害のある患者に対し「ダンゴムシみたい」と暴言を吐くなど、虐待が疑われる行為が複数確認されていました。 自治体による調査の結果、去年1年間で16件が虐待と認定されていて、三重県は11日、障害者総合支援法にもとづく病院の「運営指導」に入りました。 虐待の再発防止に向けた取り組みの状況や、病院の運営状況などについて調べ、虐待につながる問題がなかったか確認するということです。 県は、調査の結果を踏まえ、病院に対し改善に向けた指導を行う必要があるか判断するとしています。