日本ハム清宮、栗山監督の眼前で特大の同点弾! 「久しぶりに幸太郎らしいホームラン」と指揮官は評価
◇23日 みやざきフェニックス・リーグ 日本ハム1―1オリックス(生目第二) 日本ハムの清宮幸太郎内野手(21)が、この日からみやざきフェニックス・リーグ視察を始めた栗山英樹監督(59)が見つめる前で、特大の同点弾を放った。 1点を追う4回1死走者なしでの第2打席、清宮は今月6日のレギュラーシーズンでのオリックス戦(京セラドーム大阪)で3打数無安打に抑えられた左腕・宮城が2球目に投じた直球を強振。打球は右翼後方にある防球ネットの上段に当たるソロ本塁打となった。 13日の広島戦(天福)以来となる一発を放った清宮は「完璧でしたか」という質問に「そうですね」と即答。宮崎でのテーマを「自分のスイングを取り戻すこと」と明かした上で、「最初よりはよくなってきていると思います」と手応えを感じた様子。試合後は小笠原ヘッド兼打撃コーチの指導を受けて、野村や万波らととも居残り練習に取り組んだ。 一方、スタンドで清宮の打撃を見守った栗山監督は「久しぶりにしっかりボールがつかまったよね。久しぶりに幸太郎らしいホームランを見た」と評価。しかし、来季の巻き返しに向け、「たった一球しか来ない甘い球をどう仕留めるかとかいうところが課題。まだまだやらなきゃいけないことがある」と苦言を呈することも忘れなかった。
中日スポーツ