青森県内寒気、平地にも雪
30日の青森県内は、気圧の谷の通過や上空に寒気が入った影響で冷え込む一日となった。青森市では午後にかけ断続的にみぞれや雪が降り、中心街や住宅地の歩道にも、ぬれ雪が積もった状態に。道行く市民は寒さに肩をすくめ、足元に気をつけながら慎重に歩いていた。 青森地方気象台によると、各地の最高気温は青森市酸ケ湯氷点下2.1度、十和田市休屋1.2度、青森大谷1.7度、平川市碇ケ関2.0度、青森3.6度、弘前4.5度、八戸5.4度など。全域で12月上旬から下旬並みの寒さだった。 30日午後5時現在の24時間降雪量は青森市酸ケ湯30センチ、青森大谷15センチ、青森3センチ、今別2センチ。同時刻の積雪は青森市酸ケ湯76センチ、青森大谷16センチ、青森2センチ。 同気象台によると、1日の県内は明け方まで雪や雨の降る所が多いが、冬型の気圧配置が次第に緩み、曇りや晴れとなる見込み。各地の予想最高気温は八戸8度、弘前とむつ7度、青森と深浦6度。