枝幸町の問牧漁港 クマが居座り 猟友会・警察とにらみ合い その後クマは海に姿を消す 溺れたか?
23日午前8時40分ごろ、枝幸町の問牧(といまき)漁港でクマ1頭が目撃されました。 クマはおよそ3時間ほど漁港の船揚げ場に居座りましたが、その後、海の中に姿を消したということです。 警察によりますと、問牧漁港でクマを目撃した地元の漁師から猟友会へ連絡が入り、猟友会から町、警察に通報がありました。 警察によりますと、警察や猟友会が現場に駆け付けたところ、漁港には体長およそ1.5メートルのクマが1頭居座っていました。 猟友会や警察などは駆除も視野に警戒を続けましたが、目撃からおよそ3時間後の午前11時40分ごろ、クマは海に飛び込み、姿を消したということです。 その後船揚げ場の船の中なども検索しましたが、クマは見つからず、警察はクマが「そのまま溺れてしまった可能性もある」としています。 現場は近くに川が流れ、クマの出没が多い地域で、およそ100メートルほどの場所に住宅もあり、警察は付近住民への警戒を呼びかけました。
HTB北海道ニュース