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台風10号 6日(日)から日本接近 920hPa前後と特別警報級の勢力 甚大な被害発生のおそれ

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ウェザーニュース

9月3日(木)3時現在、台風10号(ハイシェン)はフィリピンの東の海上を、急速に発達しながら西よりに進んでいます。 今後は記録的に暖かい海面水温の影響などで猛発達し、4日(金)には「非常に強い」勢力、5日(土)には「猛烈な」勢力になる見込みです。920hPa前後と記録的な発達具合のまま、6日(日)に沖縄や奄美に、7日(月)には九州に接近するおそれがあります。 予報通りの中心気圧で接近すると特別警報レベルで、過去最強クラスとなります。上陸しない場合でも、甚大な被害につながる危険性があります。最悪のケースを想定して極力早めに台風への備えを行うようにしてください。 ▼台風10号 9月3日(木)3時  存在地域   フィリピンの東  大きさ階級  //  強さ階級   強い  移動     西北西 20 km/h  中心気圧   975 hPa  最大風速   35 m/s (中心付近)  最大瞬間風速 50 m/s

海面水温高く、今後も猛発達 記録的な勢力で接近

今年は海面水温の高い海域が例年よりかなり北に広がっていて、台風10号の進む領域は30℃以上の異例の暖かさとなっています。一般的に、海面水温が28℃程度以上であれば台風が発達しやすく、さらに上空の風が弱いなどの条件が揃えば、より急速に発達します。 本州沿岸でも海面水温が高いことから、日本接近時になってもほとんど勢力を落とさず、6日(日)3時の予想は沖縄の大東島周辺で、中心気圧915hPa、最大風速55m/s、最大瞬間風速80m/sの「猛烈な」勢力となっています。 7日(月)3時の予想は九州の西で、中心気圧925hPa、最大風速50m/s、最大瞬間風速70m/sの「非常に強い」勢力が予想されており、接近もしくは上陸時の勢力としては記録的なものとなる見込みです。

過去にないような暴風や高潮に見舞われるおそれ

予想通りの勢力で接近・上陸した場合は大雨、暴風、高潮を中心に甚大な被害が予想されます。 九州の本土で最大瞬間風速60m/sを観測したのは、1945年の鹿児島県枕崎市(62.7m/s:枕崎台風)、2004年の雲仙市・雲仙岳(63.7m/s:台風23号)、1999年の熊本県天草市・牛深(66.2m/s:台風18号)など数回しかありません。九州に上陸もしくは西岸ギリギリを通った場合は、過去に経験したことがない暴風に見舞われるおそれがあります。 また、中心気圧が非常に低いことで、高潮も危険です。気圧の低下による吸い上げ効果と、暴風による吹き寄せ効果が重なった場合は、記録的な高さの潮位になってもおかしくありません。高潮は台風の進路によって、影響の大きいエリアが変化しますので、必ず最新の予想進路を確認してください。

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