Yahoo!ニュース

IDでもっと便利に新規取得

ログイン

“箸袋”に魅了され…収集歴は半世紀 87歳男性が箸袋にかける思い「人生と箸袋は共にある」

配信

  • この記事についてツイート
  • この記事についてシェア
中京テレビNEWS

 “あるもの”を集めることが大好きな87歳の男性。そこには、趣味を超えた深いワケがありました。

 愛知県東浦町に住む近藤敏彦さん(87)。  “あるもの”に魅せられて、収集すること、半世紀!近藤さんをひきつける、あるものとは…。

 それは、食事をするときに使う箸が入っている“箸袋”。  全国に約60人の会員を持つ「箸袋趣味の会」、通称「H・S・K」の会長もつとめています。  コレクションは、なんと2万点!自分が訪れた店のものや、仲間からもらったものもあり、種類別に並べて大切に保存しています。

 見せていただくと、大きなシジミがついたユニークなものが!

 こちらの三味線の形をした箸袋は、バチの部分に、つまようじが入るそうです。

 近藤さんのお気に入りは? 「これだね。このへんがナンバーワン。1枚の箸袋の端っこで鶴が折ってあるのがいいかなと」(近藤敏彦さん) 「この鶴、初めて見るわ」(妻 茂代さん) 「一緒に行って食べた所だよ」(近藤さん)  箸袋は、思い出を振り返ることのできる“大切なもの”なものでもあるんです。

 食事が終わった後は捨てられてしまうことが多い箸袋ですが、その魅力は? 「いろんな箸袋を見て、集めてニヤニヤしてるだけですね。集める楽しみと、整理する楽しみ、それから友達との交流ですね」(近藤さん)  とはいうものの、実は深い理由も…。 「箸はじめかな。その時にも使うわけでしょ。だから赤ん坊のときから、死ぬときの骨上げまで、“ずっと箸に縁がある”ということですね」(近藤さん)  人生における大切な場面で使われる箸。当然、そこには箸袋もあります。つまり、近藤さんは「人生と箸袋は共にある」というのです。

 箸袋に没頭する夫を、妻の茂代さんはどう思っているのでしょうか? 「(最初は)これ見てびっくりしたけど。私もどちらかといえば、こうやって変わったもの集めるの好きなほうだから、嫌いだったらたぶん(夫に)に言ってる」(妻 茂代さん)  近藤さんの箸袋の収集は、これからも続きます。

【関連記事】