さくら学院出身・新谷ゆづみ やっぱりお芝居って楽しい 原動力は幼少期の純粋な気持ち
中学3年までの成長期限定アイドルユニット・さくら学院の元メンバーで女優の新谷ゆづみ(18)が、女優として確かなキャリアを歩んでいる。 1月に初主演映画「麻希のいる世界」が公開され、6月25日には学生映画サークルの早稲田大学映画研究会と所属事務所・アミューズがタッグを組んだ長編映画「Instrumental」が公開。さくら学院を卒業後、女優として臨んだ初の映画とあって「日常に溶け込んでいるような撮影だったので、今思えば新鮮でとても大切な経験になりましたね」と振り返る。 さくら学院では歌とダンスの練習がメインではあったものの、たまに受講する演技のレッスンを重ねるうちに、幼少期からの憧れであった女優への思いが次第に膨らんでいったという。「やっぱりお芝居って楽しいってすごく思って。その頃の純粋な気持ちを思い出すと、今を頑張れるんです」。 映画「麻希の-」では、さくら学院で苦楽を共にした日高麻鈴(18)と共に念願の主演を飾り「これまで積み重ねてきたものが、やっと一つの夢としてかなえることができましたね」と充実感をにじませた。 憧れは、事務所の先輩である吉高由里子(33)。吉高が主演を務めた日本テレビ系ドラマ「知らなくていいコト」で初共演を果たした。その際に体感したのは吉高のすごみ。「人柄が天才というか。そこに存在するだけで現場の空気感が明るくなるんです」。身近なお手本の存在を強みに「自分の考えを深めていくことを大切にしながら。色んな方の個性、良さを取って成長していきたいです」と今後の女優人生を見据えた。