Yahoo!ニュース

IDでもっと便利に新規取得

ログイン

世田谷区=高級住宅街のイメージを覆す庶民派タウン「世田谷」の魅力

配信

  • この記事についてツイート
  • この記事についてシェア
マネーポストWEB

 住んでみたい街の理想と現実には、得てして大きな差があるものだ。憧れのあの街は果たして本当に素敵な街なのか? まったくノーマークだけど、実は住みやすい街は? 今回は「世田谷」(東京都世田谷区)について、ライターの金子則男氏が解説する。

 * * *  二子玉川、三軒茶屋、下北沢など、世田谷区には多くの人気タウンがありますが、区役所があるのはこれらのいずれの街でもなく、東急世田谷線沿い。その名も「世田谷駅」が最寄り駅です(もしくは松陰神社前駅)。県庁所在地ならぬ「区役所所在地」は、「住みたい街ランキング」ではノーマークですが、そこは流石の世田谷区。スルーするには惜しい街です。

 鉄道は東急世田谷線のみ。三軒茶屋までは6分です。渋谷に行くなら、世田谷通りを通るバスが有効。乗り換え無しで渋谷まで行けます。世田谷線は路面電車で、トコトコと走る姿には癒やされますが、なにぶんスピードは控えめで、せっかちな方には不向き。乗り換え時間込みで、渋谷まで20分、新宿までは30分と、距離の割に時間が掛かるのは事実です。

 道路状況も、あまり良くありません。頼みの綱の世田谷通りは片側1車線。環七(環状七号線)や国道246号が近く、首都高速の入口もそれほど距離はありませんが、いずれも交通量はかなり多く、時間帯によっては猛烈に混みます。また、周辺の道路は込み入っていて、慣れない方には辛いかもしれません。

「ボロ市」は20万人の人で賑わう

 ここまであまり良い点を紹介できていませんが、住みやすさは抜群です。世田谷駅周辺は物静かな雰囲気ですが、歩いて5分程度の隣駅の松陰神社前駅と上町駅にはそれぞれスーパーや小さな商店街があり、日常の買い物に不便を感じることは無いはず。スーパーは遅い時間まで開いています。

 周辺の一大イベントは、冬に開催される「ボロ市」です。約500メートルの道路に、およそ700軒の出店が登場。世田谷線では臨時ダイヤが組まれ、20万人もの人で賑わいます。松陰神社は、吉田松陰を祀る神社で、「学問の神」として親しまれており、散策するのが楽しいのも大きな魅力です。

【関連記事】