COWCOW多田 大阪では新人賞を総ナメ!満を持して上京したが…“あたりまえ体操”誕生秘話告白
お笑いコンビ「COWCOW」の多田健二(50)が28日放送のABCテレビ「やすとものいたって真剣です」(木曜後11・17)にVTR出演。知名度を全国区に広げるきっかけとなったネタ“あたりまえ体操”の誕生秘話を語った。 この日はお笑いコンビ「銀シャリ」の橋本直とともに「劇場合間メシ」のコーナーに出演。橋本が以前から聞きたかった質問として、「COWCOWさんのバケモンぶりというか…まず漫才の確立があって、それで“あたりまえ体操”とか行くじゃないですか。ああいう思考回路というか、どういう経緯で?」と尋ねた。 1998年に「ABC新人お笑いグランプリ」最優秀新人賞、翌年の99年には「NHK新人演芸大賞」、さらに2001年に「上方漫才大賞」優秀新人賞を受賞した「COWCOW」。当時について多田は「俺らは大阪で7年活動してて、その時に新人賞を3つもらって、2001年に上京した年にM-1が始まった」と振り返った。 そして「俺らのためっていうのは言い過ぎやけど、タイミングが良すぎて、もうコレやん!コレ獲って一気に全国区に…」と意気込んだ。しかし「1回目準決勝止まり、2回目も。当時は10年が区切りやったから、次がラストイヤーで行かれへんかって、アレ?ってなった」と打ち明けた。 さらに「そこから全然アカンやん、どうすんの?ってなった」と困惑。「その時に相方が、『東京来たからには仕事を選んでる場合じゃない』って。俺はモノマネ苦手やわとか、R-1ピンで出られへんわとか思ってたけど、じゃあどうするのこれから、東京来たのにM-1も無くなって…」と悩んでいたことを明かした。 その状況を打破するために生まれたネタが"あたりまえ体操"だったといい、「今でもネタ何でもやりますよっていうクセが抜けへん」としながらも、「M-1で良い結果残してたら"あたりまえ体操"は無かった」と語った。