51歳パパがバキバキの身体でメンズフィジーク大会優勝「仕事と家族を言い訳にしないように心がけています」
6月11日(土)に、愛媛・新居浜市市民文化センターで開催された「マッスルゲート四国」。メンズフィジークマスターズ172cm超級で優勝したのは会社員の三宅正高選手(51)。ここでは、三宅選手に身体作りのこだわりを聞いた。 【写真】三宅正高選手バキバキ筋肉美
――いつからトレーニングを始めましたか? 「10年前です。子どもの運動会などの行事で体力面で負けないようにするためです。現在小学校6年生なのですが、40歳の時に授かったので、周りのお父さんが若いので……。それと、17歳のときに交通事故で胸椎を骨折して、脚の骨を移植しているので、そういった部分で弱っていることもあり、老化予防目的でもあります」 ――現在のトレーニングを教えてください。 「毎日しています。分割は胸上部→背中→胸下部→肩で、脚・腹筋は、毎日です。トレーニングでは拡げる意識を大切にしており、背中が特に自慢の部位です。ラットプルダウン、チンニングが好きですね」 ――毎日のトレーニングとお仕事との両立は大変ですか? 「営業職の会社員をしています。24時間のジムに通っているので、通勤前や帰宅前にトレーニングをしています。週末は、家族より早起きしてジムにいきます。仕事と家族を言い訳にしないように心がけています」 ――栄養面でのこだわりはいかがでしょうか? 「タンパク質は、多めに摂るようにしています。年齢的に食べれなくなっているので、頑張ってます。子どもは、揚げ物が好きなんで、オフ期のみ食べてます。サプリメントはプロテインをタンパク質不足解消のため、EAAをトレーニング中にガス欠しないために摂取しています」 ――次の目標を教えてください。 「子どもが『何かで自分も金メダル(1位)になりたい』と言ってくれたので協力したいです。今回、優勝出来て、本当に良かったです」 ――これから大会を目指す方へのアドバイスをお願いします。 「大会に出ると、目標がハッキリとします。競技をされている方は、紳士な方が多いので、色々とアドバイスをもらえるし、筋肉仲間も増えますよ。あと、僕のように胸椎(背骨)骨折した過去があっても、できるトレーニングで、目指す身体に近づけますので、諦めないでください」
取材:FITNESS LOVE編集部 撮影:北岡一浩