「こんな苦しみは自分たちだけで十分」“核兵器廃絶の後押しへ” 先人たちの訴えを引き継ぎ… まもなくノーベル平和賞授賞式 日本被団協
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被爆者のみなさんが訴え続けてきた「核兵器廃絶」の思いは、世界の人たちに伝わっているのでしょうか? ノルウェー・オスロからRCC中国放送・森元たか子記者です。 森元記者: ロシアのウクライナ侵攻などで残念ながら世界では核兵器使用の脅威が高まっていて、被爆者のみなさんも、もどかしさや悲しみを感じています。 それでも多くの先人たちが長年訴えてきた「もう二度と被爆者をつくるな」「こんな苦しみは自分たちだけで十分」だという小さな声の積み重ねが、今回のノーベル平和賞へとつながりました。 高齢の被爆者たちは、今回の受賞をきっかけにさらに訴えを強めたいと話しています。その願いを次の世代が受け継ぎ、先人たちと同じように訴え続けるしかありません。 授賞式が核兵器廃絶の大きな後押しとなることを被爆者たちは願っています。
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