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照ノ富士も…幕内の休場11人、もはや本場所の態をなしていない 本来お相撲さんは健康優良児の代名詞だったのに【北の富士コラム】

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中日スポーツ

◇25日 大相撲秋場所13日目(東京・両国国技館)  またしても、2人の休場者が出てしまった。千代大龍に照ノ富士。どうやら照ノ富士は無理がたたったようである。  前に出ている分には膝にさほどの負担はかからないが、そんな理想的な相撲ばかり取れるものではない。これ以上、無理をすると致命的な事態になりかねないとみて休場に踏み切ったものと思われる。先場所からよく頑張ってきたのだから、この休場を責めようと思わない。  それにしても、今場所の幕内力士の休場者は11名におよぶありさまである。したがって、幕内の取組は16番。もはや本場所の態をなしていない。  本来は、お相撲さんといえば健康優良児の代名詞であった。だから、巡業に行くと男の赤ちゃんは力士に抱っこされて、すくすくと育つように土俵入りをするのである。  今の力士は病人とけが人ばっかりではないか。不必要に体ばかり大きくして、基本のしこやてっぽう、ぶつかり稽古をおろそかにしているのが現状である。  特に今場所は「コロナのせいで稽古ができなかった」などと言い訳をしているが、部屋には稽古場があるのだから、やる気になればいくらでもできるではないか。もっと危機感を持たないと大変なことになるだろう。  現に、この日のお客さんの反応を見ると、完全に盛り上がりを欠いている。事実上の優勝決定戦と思われた正代と貴景勝の一番も、熱狂には程遠いまばらな拍手で、すっかりしらけてしまっている。  私も仕事だから何とか盛り上げようとするが、無理でした。テレビ放送の視聴率も、あまり芳しくないと聞いている。わずかに、翔猿が2敗を守ったのがせめてもの救いである。残るは2日間。もう休場者は出ないだろう。これ以上、けがをしない程度に頑張ることである。  今日は、私もすでに限界です。昼の残りのドライカレーを食べて床に就きます。少し良くなりかけた腰が、また痛み出しました。それでも私は休みません。お休みなさい。(元横綱)

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