「流行語大賞」ノミネート発表 コロナ関連が半数を占める中、エンタメも健闘
今年話題になった言葉を選ぶ「2020ユーキャン新語・流行語大賞」のノミネート30語が発表された。 映画業界の歴史に刻まれた『鬼滅』 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の世界的流行が話題となった2020年。 ノミネート語には「アベノマスク」「3密(三つの密)」「PCR検査」「新しい生活様式/ニューノーマル」といった単語が多数選出された。 一方で、「鬼滅の刃」「あつ森(あつまれ どうぶつの森)」「愛の不時着」「NiziU」など、エンタメ関連の流行を捉えた単語もノミネートされている。
「新語・流行語大賞」のノミネート語(50音順)
・愛の不時着/第4次韓流ブーム ・新しい生活様式/ニューノーマル ・あつ森 ・アベノマスク ・アマビエ ・ウーバーイーツ ・AI超え ・エッセンシャルワーカー ・おうち時間/ステイホーム ・オンライン◯◯ ・顔芸/恩返し ・カゴパク ・鬼滅の刃 ・クラスター ・香水 ・GoToキャンペーン ・3密(三つの密) ・自粛警察 ・Zoom映え ・総合的、俯瞰的 ・ソーシャルディスタンス ・ソロキャンプ ・テレワーク/ワーケーション ・時を戻そう(ぺこぱ) ・NiziU(ニジュー) ・濃厚接触者 ・BLM(BlackLivesMatter)運動 ・PCR検査 ・フワちゃん ・まぁねぇ~(ぼる塾)
「鬼滅の刃」「BLM運動」もノミネート
1年の間に話題になった出来事や発言、流行などの中からその年を代表する言葉を選び、その「ことば」に深くかかわった人物・団体を顕彰する「新語・流行語大賞」。 今年はノミネート語のおよそ半数を新型コロナウイルス感染症の関連語が締めており、コロナの話題一色に包まれた2020年の強く象徴する結果となった。 その一方で、映画の興行収入が歴代最速で100億円を突破するなど社会現象となった「鬼滅の刃」や、任天堂から発売された人気ゲーム『あつまれどうぶつの森』を略した「あつ森」など、アニメ・漫画・ゲーム関連の単語もノミネート。 また、アメリカ・ミネソタ州で白人の警察官に取り押さえられた黒人男性・ジョージ・フロイドさんの死亡事件をきっかけに広がった「BLM(Black Lives Matter)運動」など、時事問題に関連した単語も選出された。 「2020ユーキャン新語・流行語大賞」は、12月1日(火)にトップ10が発表される。
森田将輝