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2020SUPER GT第2戦レビュー|FR化したNSX-GTが初優勝に湧いた灼熱の富士。その裏で“GT500の厳しさ”を知った1人のドライバー

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J SPORTS

【ホンダNSX-GTが開幕戦のリベンジ、17号車の塚越/バケットが完璧なレース運びを披露】

GRスープラがGT500・GT300の両クラスを制した2020スーパーGT開幕戦から3週間。同じ富士スピードウェイを舞台にシリーズ第2戦が行われた。GT500クラスではトップ5を独占する活躍を見せたトヨタ勢に対し、ホンダ勢と日産勢がどう巻き返すかに注目が集まったが、反撃の狼煙を上げたのはホンダ勢だった。

8日の公式予選では野尻智紀/福住仁嶺組のNo.8 ARTA NSX-GTがポールポジションを奪った。特にQ2の野尻が渾身のアタックでライバル陣営を全く寄せ付けないタイムを記録。開幕戦で味わった悔しさを力に変えた快走だった。

「前回は予選から個人的に悔しい思いをしました。ポールを獲りに行くつもりで獲れなかったこともそうですけど、福住選手の方がコンマ2秒くらい速かったんです。タイヤの状況だったり、その時のコンディションにもよると思いますが……最近の僕の中ではかなり大きい悔しさを味わっていました。あと決勝でもズルズルと順位を下げてしまうようなレースとなり、とても悔しい思いをしたので、福住選手とチームとで『何が良くないか?』というのをものすごく細かいところまで突き詰めて、ここまで進んできました」

しかし、決勝になって強さを見せたのは2番手からスタートした塚越広大/ベルトラン・バケット組のNo.17 KEIHIN NSX-GT。序盤から8号車に食らいつき15周目にトップに浮上した。36周目に8号車がスピンで脱落して以降は完全に独走状態となり、最終的に15.7秒もの大差をつけ、チームとしては2018年開幕戦以来となる優勝を飾った。

17号車はバケットが加入した昨年から常に上位を脅かす速さをみせていたが、決勝では戦略ミスや不運に見舞われることが多く、あと一歩で勝利を逃していた。心機一転で臨んだ今季開幕戦もマシントラブルで途中リタイヤ。彼らもここまでに積もった“悔しさ”を勝利への原動力に変えて、今回のレースに臨んでいた。

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