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「ママにもうれしい」日産ルークス、初期受注で男性比率高めのワケは?

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日産から3月19日に発売された新型軽自動車「ルークス」。発売直後に新型コロナウイルスによる緊急事態宣言が発出されたため、メディアや街中で見かける機会も多くはありませんが、軽自動車マーケットの中心であり、激戦区のスーパーハイトワゴンカテゴリーに投入された意欲作です。 【写真をもっと見る(46枚)】 そうしたタイミング的な背景もあって、ルークスのメディア向け発表会は発売から約2か月のタイミングで、いわゆる無観客状態のオンラインで開催されたことも印象に残ります。今回は車両概要のプレゼンテーションが行われたほか、ルークスの初期受注などから見える傾向も明らかにされました。 パッケージングのコンセプトは「ママにもうれしい使いやすさ」。シートアレンジの基本となる後席のスライド量は320mmで、後席を最前位置にして4名乗車状態でもラゲッジ奥行きは667mmを確保しています。また、後席はフォール&ストー式(先代はダイブダウン式)の、軽い操作感でフラットに格納できるデザインで、最大時のラゲッジ奥行きは1167mm。スーパーハイトワゴンではテールゲートが大きく重い傾向がありますが、非力な人でも開閉をしやすくしたこともポイントでしょう。 後席スライドドアは開口幅を650mmと従来モデル比で95mm拡大したほか、足元の通過スペースも394mm(従来比+148mm)と広くなっています。これにより子どもを抱えた状態で後席のチャイルドシートに座らせるようなシチュエーションでも、自然な姿勢が維持できるようになったといいます。 技術的なトピックスでいえば、高速道路の運転支援システムである「プロパイロット」に代表される先進安全装備の進化と充実が差別化ポイントになっています。このカテゴリーで車線維持ステアリングを実装しているのはありがたい存在です(兄弟車の三菱eKも同等機能を備えています)。 また、ハイトワゴンの「デイズ」では単眼カメラのみで制御しているプロパイロットが、ルークスではカメラとミリ波レーダーの併用タイプとしたことで、雨天のワイパー使用時でも車線維持ステアリングがキャンセルされなくなったほか、2台前のクルマの動きも検知して追突事故の危険性を知らせてくれる「インテリジェントFCW」をスカイラインにつづいて採用しています。 片側12セグメントのLEDヘッドライトには、対向車などを検知して照射エリアを最適化するアダプティブ機能も付いています。日産の国内モデルとしては「運転席ニーエアバッグ」を初採用しているのも見逃せません。 軽自動車というとセカンドカーと思いがちですが、新型ルークスはそのメカニズム的な内容からすると、ファーストカーとしても不満のない仕上がりといった印象を受けました。初期受注の8割以上はハイウェイスター、前述したプロパイロットについても装着率は6割程度と、軽自動車であっても先進運転支援システムへのニーズが高いことがわかります。 気になる男女比は、意外にも6:4と男性がわずかに多め。クルマ好き目線でも注目度のある最新テクノロジーがあわさったクルマづくりで、老若男女問わず評価されているようです。 文:山本晋也(自動車コミュニケータ・コラムニスト)

株式会社カービュー

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