ヤマハがスーパースポーツバイク「YZF-R1」「YZF-R1M」の2022年モデルを発売
カラーリングを変更した最高峰スーパースポーツ
ヤマハ発動機が2022年1月28日、ヤマハ製スーパースポーツ・YZF-Rシリーズの最高峰モデル「YZF-R1」「YZF-R1M」の2022年型を発売した。 【写真はこちら】ヤマハ「YZF-R1」「YZF-R1M」2022年モデル(全17枚) 2020年夏に登場した現行モデルの「YZF-R1」は、MotoGPマシン「YZR-M1」譲りのメカニズムや最新の電子制御デバイスによって、動力性能、運動性能を高い次元でバランスよくまとめ、究極の走りを追求。2021年シーズンのWSBK・スーパーバイク世界選手権でもタイトル争いを繰り広げるなど、サーキットでもその高性能を証明している。 2022年モデルは、基本的なメカニズムやスペックに関しては、これまでのモデルに準じた内容で、主な変更点はカラーリングだ。 カーボン製カウルをはじめ、オーリンズの電子制御サスやバフがけ仕上げのアルミタンクなどが装着される、スポーティさを追い求めた上級グレードの「YZF-R1M」。2022年モデルではカーボンとアルミの組み合わせによる高い質感を感じさせる仕上げを向上。「ブルーイッシュホワイトメタリック2」と呼ばれるボディカラーも、ブルーの面積を広げた新デザインに。 スタンダードモデルの「YZF-R1 ABS」は、色域の異なるブルーのコンビネーションで新世代のヤマハレーシングブルーを表現したデザインの「ディープパープリッシュブルーメタリックC」と、レーシーな造形美を際立たせるモダンなローコントラストの「ヤマハブラック」の2色を設定。 各モデルの税込価格は「YZF-R1M」が319万円、「YZF-R1 ABS」が236万5000円。2022年モデルは、「ヤマハモーターサイクル エクスクルーシブモデル」という扱いになり、YSPおよびアドバンスディーラーのみで販売される。
小松信夫