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「日本は、中国に比べたら『どうぶつの森』」こうみくが語る、中国の若者の“ハングリー精神”

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新R25

中国はここ最近、キャッシュレス化・AI技術の発達などで大きく経済成長し、世界屈指の大国になっています。 そんな経済成長真っただなかにいる中国の若者は今、どんなマインドで仕事をしているのか? また、「日本」に対してはどういう印象を抱いているのか…? 中国籍で日本育ち、三井物産→ByteDance(TikTokなどを運営する中国企業)と渡り歩き、オンラインコミュニティ「中国トレンド情報局」を運営するこうみくさんに、聞いてみることにしました! この外出自粛に、普段はあまり気にすることのない海外の若者の働き方に触れ、自分の働き方を振り返るきっかけになれば幸いです。 〈聞き手=天野俊吉(新R25副編集長)〉

中国の若者から見て日本ってどんな感じ?

天野: 日本のネットでは、R25世代の人たちが「中国に行ってきたけど、こんなところがスゴかった」「進んでいた」みたいなブログを書いてるのをよく見ます。 逆に、中国の若者は現在の日本のことをどういうふうに見てるんでしょうか? こうみくさん: それ、日本人はよく聞くんですけど、そもそも大国と小国っていう全然違うものを比べようとするのが不思議だなって思うんですよ。 だって、モルディブの人に「日本人ってモルディブのことをどう見てるの?」って言われたり、ギリシャ人に「ギリシャのことをどう見てるの?」って言われたりしても困りません? 天野: モルディブ…旅行で行くところですよね… こうみくさん: 「えっ、何かで競争してたっけ?」って思いますよね。 中国の若者も日本に対してそう思ってます。 大国は大国同士で比べるものだから、「中国と比べて日本はどうか」なんて考えることはないですね。 みんなアメリカと比較して考えているんですよ。 中国人からすると、日本って同じテーブルに乗ってないんです。 バカにしてるわけじゃなく、サイズも人口も違うし、なんで比べるの?って常に思ってます。 天野: たぶん、それは失礼ながら戦後長年“中国のほうが遅れてる”みたいなイメージがあったからじゃないでしょうか。 こうみくさん: 中国人の時間軸って4000年で見てるから、それは「戦争前後の一瞬の話じゃん」って感じなんですよ。 「ナウル」っていう国があるの知ってますか? 天野: ナウル? こうみくさん: 「リン」っていう鉱物が採掘されて、1980年代には日本の2倍も豊かな国(※)だったんです。 税金がタダで、生活費が支給されるから、国民の9割が無職だったっていう。 ※国民1人あたりのGNP(国民総生産)が日本9900ドル、ナウル=2万ドル 1990年代にはリンが枯渇して経済破綻状態になったんですが、それを聞いたところで「ナウルって最近イケてないよね?」って話すことはないですよね。 天野: その一瞬だけ盛り上がった国っていうことか… つまり、中国人の若者から、「最近の日本って落ち目だよね」みたいに思われているっていう話は… こうみくさん: 完全に被害妄想です。

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