利家、お松の衣装手作り 小松・松陽中生
小松市松陽中の「夢の実現地域発表会」は26日、同校で開かれ、1、2年生19人が、加賀藩祖前田利家やお松の方の衣装をイメージして作った段ボール製の甲冑(かっちゅう)や打ち掛け、ドレスを披露した。 発表会では、段ボールや剣道の防具で作った甲冑、古布で作った打ち掛けなどを生徒が身に着けて登場。ポーズを取って他の生徒や教職員から拍手を受けた。 県の「子どもの夢実現サポート事業」の支援を受けて行われた。昨年9月から制作を始め、生徒は衣装の作り方や前田家の歴史について調べた。段ボールの甲冑に布シールを貼って本物の質感に近づけたり、銅板を加工し鯰尾兜(なまずおかぶと)の形を作ったりするなど、工夫を凝らした。