<ノーベル賞>日本人受賞、初の4年連続なるか? 日本科学未来館が予想
ほかにも素晴らしい研究テーマはたくさんある。 昨年あげた「制御性T細胞」の坂口志文博士、一昨年にあげた「小胞体ストレス応答」の森和俊博士や新しいタイプのがん治療薬「オプジーボ」につながった本庶佑博士、「ゲノム編集技術」は今年受賞してもおかしくない。今年の物理学賞はここ数年の傾向からすれば「宇宙・素粒子」の分野であるとすれば一昨年に挙げた「太陽系の外にある惑星の発見」も有力だろう。 この機会に、去年や一昨年の記事もお読みいただき、科学のすばらしさを楽しんでいただければ幸いだ。
----------------------------------------- ◎日本科学未来館 科学コミュニケーター 詫摩雅子(たくま・まさこ) 1964年生まれ。日本経済新聞科学技術部、日経サイエンス編集部を経て、2011年より現職