大谷翔平の「何が面白いって遠征時」 敵地まで波及「183億円超」の経済効果を2043安打男が指摘
米番組内で絶賛
米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手について、米野球専門ポッドキャスト番組「ファウル・テリトリー」に出演した元メジャーリーガーのAJ・ピアジンスキー氏が絶賛した。特にその経済効果について触れ「ショウヘイは君が思っているよりも大物だ」と共演した司会者に力説している。 【動画】「何が面白いって…」 敵地なのに大谷の後ろに日本企業の広告が出ている実際の映像 ホワイトソックスなどで捕手としてプレーし、メジャー通算2043安打を放っているピアジンスキー氏。自身がホストを務める番組で、大谷について語った。共同司会者のスコット・ブラウン氏に「ショウヘイは君が思っているよりも大物だ。日本の市場は巨大だ。詳しい数字は分からないけど、米国の市場に近い。野球についての出来事、お金、興味、すべてにおいて異常なものになっているから」と強調した。 大谷は10年7億ドル(約1014億円=当時)の超大型契約でドジャースに加入。大半が後払いとなる契約形態でも話題になった。ピアジンスキー氏は“ジャパンマネー”が球団に多大な利益をもたらしているとし、「ショウヘイがやってきたこと、そして繰り延べしたことで、今ドジャースは(優秀な選手と)契約できる」と力説した。 ピアジンスキー氏は11月にこの番組内で、後払いのため実質年俸200万ドル(約3億円)の大谷が1億2000万ドル(約183億2000万円)の利益をドジャースにもたらしたとの情報を伝えたが、今回の放送内では「実はそれよりも高かったんだ」と語った。ブラウン氏も「そう、彼らはそれだけの大金をスポンサーから手に入れた」と同調した。 敵地での光景もピアジンスキー氏にとっては驚きの一つ。「なにが面白いかって、ショウヘイが遠征に出たときだよ。ドジャースがビジターのときに、日本の企業はビジターチームのためにマーケティングのスペースを買っているんだ。みんなショウヘイの試合を視聴することは分かっているからね」と、ドジャース戦ならどこでも日本企業の影響を感じられるとしている。 今季は打者に専念した大谷だが、来季は投手としての復帰も期待される。ピアジンスキー氏は「ショウヘイが投球したとしたら、日本で何人が観ると思う? 先発25回したら、いくら稼げると思う?」と投げかけ、ブラウン氏は「もっと稼ぐことになる。彼らは知っている」と答えている。
THE ANSWER編集部