マクニカ、さらなるDX推進を目指し「RISE with SAP」を採用
マクニカは、クラウドERP「SAP S/4HANA Cloud」を中心としたクラウドサービス「RISE with SAP」を導入した。SAPジャパンが12月10日に発表したもの。 マクニカは、半導体やサイバーセキュリティを主軸とし、最新のテクノロジーを総合的に扱うサービスソリューション企業だ。世界26の国・地域に92の拠点を持ち、事業を展開している。 今回の導入により、ERPの運用保守費用が削減され、システムの安定した利用が可能となった。これにより、AIなどの最新技術を活用した業務効率化が期待され、さらなるDXの推進と、それに伴うビジネスの成長が見込まれている。 同社は、高付加価値ビジネスの拡大とサービスソリューションモデルの進化を推進しており、そのために基幹システムのグローバル展開や業務効率化などのIT/DX施策に取り組んでいる。同社はこれまで「SAP S/4HANA」を活用してきたが、今後の事業拡大や最新技術の活用に対応できないと判断。現在利用中のERPが2025年12月にサポート終了になることも、移行を検討する要因の一つになったとしている。