細田アニメの料理満喫 上市で「きじ鍋うどん」 母校の宮川小児童「うれしい」
全国学校給食週間がスタートした24日、上市町の全小中学校で、同町出身のアニメ映画監督細田守さんの作品に登場する料理の提供が始まった。細田監督の母校である宮川小では全校児童127人が「おおかみこどもの雨と雪」にちなんだキジの肉を使ったうどんを味わった。 「おおかみおとこのきじ鍋うどん」と銘打ち、劇中で主人公の父親である「おおかみおとこ」が取ってきたキジの肉を使ったうどんを再現した。このほか、県産サクラマスのしょうが揚げ、富山県の郷土料理の「よごし」が並んだ。 細田監督作品が好きな5年生の浦田蕗維(うらだろい)君(11)は「アニメそっくりの料理を食べることができてうれしかった。キジの肉は鶏肉より食べ応えがあってうま味があった」と笑顔を見せた。 25日以降も「サマーウォーズ」のイカ焼き、「未来のミライ」のちらしずしなどが提供される。