奇跡の60代!高橋喜代美さんに学ぶ、大人のおしゃれの楽しみ方
●気に入ったアイテムはリメイクも
気に入ったアイテムはリメイクして長く使うのも高橋さん流。たとえば“ヨウジヤマモト”のワンピースは、裾を切ってトップスに。 「コーヒーのシミをつけてしまったのですが、気に入っていたので、シミのあるスカート部分をハサミで切ってしまいました。ヨウジさんには申し訳ないけれど、また着られるようになったから許してもらいましょう(笑)」 メンズのキャスケットにコットンパールのピアス、衝動買いした秋冬用のカゴバッグで。パンツは“dosa”。
●服も大切だけれど、小物選びも大切
「旅では小さなショップを巡るのが好き」と語る高橋さん。 「これはかわいいアーティストの作品で、アンティークのアクセサリーにメッセージ入りのタグをつけているの。じっくり選んでこのふたつにしました」 1枚目の写真のジャケットにも、このバッジを。つけるたびにすてきな思い出がよみがえりそう。 自分に似合うもの、愛しいものを意識して極めていくこと、それができるのが「大人の醍醐味」です。 そんな高橋さんがメインモデルを務めるファッションムック『これからの私が似合う服』(扶桑社刊)は、高橋さんをはじめ、大人女性のおしゃれのコツがぎっしりとつまった一冊。ぜひチェックしてみてください。 <撮影/原田教正 取材・文/ESSEonline編集部> 【高橋喜代美さん】 1955年生まれ。19歳、学生時代にモデルデビュー。『装苑』『non‐no』で活躍後、30歳で引退。2010年に24年ぶりに活動を再開し、奇跡の50代として話題に。現在、サントリー「リフタージュ」のイメージキャラクターを務める。夫はミュージシャンの高橋幸宏氏。