「中国で最も有名な日本人」浩歌、NHK「光る君へ」朱仁聡役「日本人の心と中国人の心を理解」
NHK大河ドラマ「光る君へ」第7次出演者発表が17日、X(旧ツイッター)で行われ、朱仁聡役に浩歌(ハオゴー=53)が起用された。 朱仁聡は、宋からやってきた商人らの長。宋の朝廷からある密命を負っており、越前国守の藤原為時と交渉にあたる役どころとなる。 浩歌は、矢野浩二の名前で俳優活動を始め、2000年から中国で活躍。数々の作品に出演し、SNS総フォロワー数が日本人NO.1の1808万人超に達するなど、「中国で最も有名な日本人」として知られる。今年3月、「浩歌」に改名した。 浩歌のコメントは以下の通り。 -演じる人物の印象と意気込み このたびは「光る君へ」の出演が決まり非常にうれしい気持ちでいっぱいです。演じさせていただく朱仁聡はある目的をもって、宋から若狭、そして越前に入り、岸谷さん演じる為時との交流を経て信用を得ていきます。また朱は親分肌や面倒みのある気性があり、人徳のある人物と感じております。彼の言葉の節々に見られる“信用する”“信用される”というワードは朱の人柄をも想起させ、ご覧いただく視聴者の皆さまにも好感を与える人物なので はと感じております。 -大河ドラマ出演歴、思い出など 私は中国で23年間役者をやってきました。その中にも互いに信用するという思いが大事でした。私にとっての誇りは日本人として、日本人の心と中国人の心を理解している部分です。その誇りを胸に今回の北宋の商人・朱仁総をしっかり演じていければという気持ちです。 ほかに、木村達成(三条天皇)、宮川一朗太(藤原顕光)、渡邊圭祐(藤原頼通)も発表された。