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出社→在宅→出社 ≠「元に戻った」 注意!働き方の「変化」が生むストレス

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NIKKEI STYLE

■働き方の選択肢を広げる機会に

環境の変化が逆に働くこともあります。IT関連企業に勤める20歳代男性の事例です。会社ではプログラム開発に携わっていました。1年前にある男性の同僚と同じプロジェクトに配属されてから、ストレスを感じるようになりました。その同僚は、いつも否定的な意見を言うばかりで、業務を協力して進めなければならないのに仕事もしない。上司から注意されても、態度が変わることはなかったといいます。こうした職場の対人関係のストレスから、イライラする、寝汗、不眠、食欲不振を覚えるなど、適応障害を疑う症状が出ていましたが、コロナ禍で在宅勤務となり、苦手な同僚と顔を合わせずにすむようになり、抑うつ的な気分が解消されたといいます。 コロナ禍での在宅勤務の広がりは、働き手にとって、働き方の選択肢を広げる機会となったといえます。しかし出社から在宅、在宅から出社への短い期間でのめまぐるしい変化は、働き手に大きな負担を強いたものといえるでしょう。一人ひとりの「最適な働き方」は各人各様のはず。こうした負荷を軽減するために、在宅か出社かを必要に応じて働き手が選べるように、制度を整えることが会社には望まれます。 ※紹介した事例は個人を特定できないように一部を変更しています。

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