バレーV1姫路のリベロ・花井萌里、デンソー戦で得た課題は「相手への対応力」
女子バレーボールのトップカテゴリー、Vリーグ1部(V1)のヴィクトリーナ姫路を応援するラジオ番組『いいな117ヴィクトリーナ』(ラジオ関西)。11月16日放送回では、リベロ・花井萌里選手の電話インタビューの模様をオンエアした。 西尾市総合体育館(愛知県)で行われたデンソーエアリービーズ戦は、セットカウント1-3でヴィクトリーナは惜敗。これで5連敗となった。現在の成績は、1勝6敗3ポイントで、12チーム中11位。 デンソー戦後に、番組パーソナリティーの菅原未来が、花井選手に話を聞いた。 ――結果は1-3で負けてしまいましたが、デンソー戦を振り返っていかがですか? 【花井】昨日はリードしている展開が多かったのですが、リードしていても勝ち切れないというのが、自分たちのチームの課題です。それ(課題克服)を1週間練習してきたんですが、その成果が出せなくて、悔しい気持ちがあります。 ――デンソー戦では1セット目は取られましたが、2セット目は点差を開いて取り返しました。1セット目と2セット目で、チームの中で何か変えたところはありますか? 【花井】パスの丁寧さや、自分たちのやるべきことをもう一度見直して2セット目に入りました。 ――デンソー戦を振り返って、花井選手の反省点を教えてください。 【花井】デンソーの外国籍選手が土曜日(前日)にケガをしたため、新たなメンバーが出てきたなかでの戦いでしたが、相手への対応力というのが全然足りていなくて……。デンソー戦では自分自身の中でもいっぱいいっぱいになって、指示を出すというのが遅くなってしまいました。これからはもう少し対応を早くできるよう、そこを自分自身の課題にしていきたいと思います。 ――リベロはチームにとって絶対的守護神というポジションだと思います。花井選手は相手のすごいスパイク、強打も、すごく軽々あげる印象があります。どんな気持ちで相手のスパイカーと向き合っているのかお聞きしたいです。 【花井】もともとアタッカーをやっていたので、アタッカーの気持ちもわかるというか。相手との駆け引きしながらポジショニングをしつつ、常に冷静な気持ちでプレーしています。 ――前に「安定したプレーが得意です」と言っていたのを覚えていますが、今度はちょっと違う目線で花井選手を見てみようと思いました。 【花井】(笑)。 ――花井選手の強みは何ですか? 【花井】前にも言いましたが、「常に冷静でいられる」ことと、「安定したプレーができる」こと。それにプラスして、ポジショニングを強みとしているので。そういった部分が一番強い(特長)です。 ――最後にファンの方へメッセージをお願いします。 【花井】なかなか勝てなくて難しい状況が続いていますが、チーム一丸となって一戦一戦戦い抜いていくので、今週のホームゲームも、これからの試合も、応援のほどよろしくお願いいたします。 ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ 11月21日(土)は、ここまでリーグ唯一の無敗を誇る東レアローズ(3位)、22日(日)は日本代表キャプテン・荒木絵里香らを擁する8位のトヨタ車体クインシーズとの連戦が待っている、ヴィクトリーナ。ここでヴィクトリーナ・ウインク体育館での今季初勝利をあげて、反撃開始といきたい。なお、今回のホームゲームではスペシャルゲストの登場も予定されている。チケットは現在発売中。
ラジオ関西