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アートと“再会” 4カ月半ぶり開館 30周年で現代作家5人展 佐倉DIC川村記念美術館

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千葉日報オンライン

 新型コロナウイルス感染拡大防止などのため、約4カ月半休館していたDIC川村記念美術館(佐倉市)が16日、営業を再開した。再開に合わせ、現代美術のコレクションで知られる同館の開館30周年を記念した「ふたつのまどか-コレクション×5人の作家たち」展が開幕。11月29日まで。  記念展は第一線で活躍する現代美術作家5人と、同館所蔵作品の出合いがテーマ。美術家の福田尚代さんはジョゼフ・コーネル(アメリカ)に啓発された緻密な作品などを展示。写真家の野口里佳さんはジョアン・ミロ(スペイン)、美術家の渡辺信子さんはエルズワース・ケリー(アメリカ)の世界観などを作り上げている。  美術家の杉戸洋さんは、ラリー・ベル(アメリカ)の「無題」(1969年)に共鳴し、近づくと虹が浮かんで見えてくる自作で独自に表現。映像作家さわひらきさんは時間と記憶をテーマに、サイ・トゥオンブリー(アメリカ)の作品を音響効果を加えた映像投影で示している。  同館によると、「ふたつのまどか」とは「重なる二つの円(まどか)」のこと。鑑賞者と作品の出合いの場という意味が込められている。担当者は「違う時代を生きた作家が一つの空間で、新しいものを作り上げている。時代を超えた作品の響き合いを感じてもらえたら」と話している。  同館は1月28日から館内メンテナンスなどのため休館。3月中旬以降は新型コロナの影響で6月15日まで臨時休館となった。記念展は、本来ならば3月20日から7月26日までの開催予定だった。  感染予防策として、来館者にマスク着用や検温を求め、発熱があれば入館できない。混雑時は入場を制限し、音声ガイド機器の貸し出しはしない。職員はマスクや手袋、フェースシールドなどを着用する。  当日窓口でチケット販売は行わず、インターネットでの前売りデジタルチケットで事前予約が必要。入館は午前10時半~午後1時と同1時~3時半の2回に分け、いずれも閉館時間の午後4時まで利用できる。  問い合わせはハローダイヤル050(5541)8600。

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