「地震の被災経験者」に聞いたリアルな声!実際にあって助かったもの、準備しておけば良かったもの
1位:水(27人)
「飲料がやや少なかったです。もう少し備蓄を増やしたいと感じました(2011年東日本大震災。停電と断水)」(49歳男性/デザイン関係) 「浴槽に水を備蓄することも大事なことだと教わりました。この水は、万一火災が発生した場合の消火にも使える(2018年胆振北海道胆振東部地震で停電)」(68歳男性/総務・人事・事務) 「カップラーメン、千円札、米、卓上コンロ用のガス・ボンベ、携帯電話用のバッテリーもあれば良かった。水や乾電池はしっかり備蓄していたので大丈夫だった。風呂に水が溜まっていたのは本当に助かった(2011年東日本大震災。自宅半壊。家財道具が多数破損。電気ガス水道止まる。液状化被害)」(67歳男性/その他) 生きるために欠かすことができない水。政府広報によれば、飲料水は、1人1日3リットルを目安に3日分、大きな災害の際には1週間分の備えが必要だと言われています。飲料水のほかに、手洗いなどの生活用水としてウォータータンクなどに貯めた水が役立ったという声もありました。 今回は、被災経験がある人に聞いた被災時に役立ったものについてお届けしました。 防災グッズについて、家族と「どこに何を置いてあるか」の情報を共有して、定期的に棚卸しをしておきたいものです。
北川和子