「地震の被災経験者」に聞いたリアルな声!実際にあって助かったもの、準備しておけば良かったもの
5位:電池(9人)
「乾電池は持っていて助かった。充電器があると便利だと感じた(2018年北海道胆振東部地震で道内全域停電)」(43歳男性/その他) 「計画停電があったので、懐中電灯と電池を多めに持っておくといいなと思った(2011年東日本大震災で計画停電の対象地域)」(55歳女性/主婦) 停電時の照明、ラジオ、乾電池式のモバイルバッテリーなど、停電時には何かと電池が必要になるという声が寄せられました。
4位:カセットコンロ、ガスボンベ(12人)
「カセットコンロ。ガスが止まったときに役立つので(2018年北海道胆振東部地震で停電。断水2日)」(48歳男性/公務員) 「カセット式ガスコンロ。インスタント食品があってもお湯が沸かせず困った(2011年東日本大震災後、計画停電の対象地域)」(50歳女性/主婦) カセットコンロ、ガスボンベは、ガスや電気が止まったときの煮炊きに役立つとのことでした。
3位:電灯(14人)
「早朝の地震でまだ暗く、テレビ台や戸棚が揺れで移動していた。懐中電灯が所定の場所になく、手探りで探した。複数の懐中電灯を用意すべきだと感じた(1995年阪神・淡路大震災。家の壁にヒビが入り、部屋に食器などが散乱。電気・ガス止まる)」(81歳男性/その他) 「ランタン。夜は真っ暗で身動き取れなくなるから(2018年北海道胆振東部地震で道内全域が停電)」(38歳女性/主婦) スイッチを押せば照明がつく生活が突然途絶える停電時。電灯は停電時の必須アイテムであるとのことです。ときどき電池の残量をチェックしておくといいかもしれません。
2位:食料(20人)
「食料をもっと備蓄しておいた方が良いと思った(2018年北海道胆振東部地震。停電でしばらく電気が使えず)」(37歳男性/企画・マーケティング) 「食べ慣れたパン。突如食べたことの無い非常食だけで過ごすのはつらいから(2024年能登半島地震。津波警報が出たため小学校へ避難)」(23歳女性/総務・人事・事務) 「食料品。停電、主要道路の通行止めで輸送トラックが市内に入れず食料品が不足したから(2011年東日本大震災で2日間停電)」(74歳男性/その他) 災害時に3日~1週間分の備蓄が推奨されている食料。缶詰やレトルトなど、賞味期限の長い食品のほか、いつも食べる食品を多めに買って回す「ローリングストック」もあわせて行うと良いようです。時々ストックをチェックしておきたいですね。