日本代表、フランス代表に快勝もルーマニア代表に敗北 今大会初黒星を喫す<卓球・ITTF混合団体ワールドカップ2024>
<卓球・ITTF混合チームワールドカップ2024 日程:12月1~8日 場所:成都(中国)> 5日、ITTF混合チームワールドカップは大会5日目を迎え、第2ステージ第2、3試合が行われた。 第2ステージ第2試合で、日本はフランスと対戦。1番の混合ダブルスには萩原啓至(愛知工業大)/赤江夏星(日本生命)ペアが出場し、エステバン・ドール/カミーユ・ルッツペアから2ゲームを奪い、カウント2-1とした。 2番の女子シングルスには笹尾明日香(日本生命)が出場。笹尾がテンポよく2ゲームを連取するも第3ゲームは取り返され、ゲームカウント2-1となる。続く3番の男子シングルスには田中佑汰(個人)が出場。第1ゲーム田中がデュースで制すと、勢いのまま第2ゲームも連取。しかし、第3ゲームは取り返され、カウント6-3で日本が3点リードの状況で折り返した。 4番の男子ダブルスでは、川上流星(木下アカデミー)/萩原啓至(愛知工業大)ペアがジュール・ロランド/エステバン・ドール(フランス)と対戦。第1ゲームは12-10で川上/萩原ペアが先取し、第2ゲームも競り合いながら川上/萩原ペアが打ち勝ち、2ゲームを連取。この時点でカウント8-3となり、日本が勝利を収めた。 第2ステージ第3試合では、日本はルーマニアと対戦。1番の混合ダブルスには、フランス戦と変わらず萩原/赤江ペアが出場し、オビディウ・イオネスク/ベルナデッテ・スッチペアと対戦した。 萩原/赤江ペアは第1ゲームを先取されると、続く第2ゲームも連取。第3ゲームはデュースまで持ち込むもイオネスク/スッチペアの勢いは止まらず、イオネスク/スッチペアが3ゲームを奪って、カウント0-3でルーマニアが大きくリードした。 2番の女子シングルスでは、笹尾がエリザベタ・サマラと対戦。第1ゲームは笹尾がリズム良く奪うも、第2ゲームの接戦をサマラが奪って流れはサマラへ。第3ゲームもサマラが奪い、笹尾はゲームカウント1-2で終戦。カウントは1-5となった。 3番の男子シングルスでは、田中がエドゥアルド・イオネスクと対戦。第1ゲームは田中が先取するも、第2ゲームはイオネスクが奪取。第3ゲームは長いデュースとなるも、最後は16-14でイオネスクが奪取。この時点でカウントは2-7となり、日本は後がなくなった。 4番の女子ダブルスでは、笹尾明日香/森さくら(日本生命)ペアがアンドレア・ドラゴマン/ベルナデッテ・スッチペアと対戦。なんとか粘りたい日本だったが、序盤から完全にルーマニアに流れを奪われ、11-6でドラゴマン/スッチペアが奪取。この時点でルーマニアが8ゲーム目を掴み、カウント2-8で日本は今大会初黒星を喫した。 6日には、第2ステージ第4試合が行われる。