ロバーツ監督、日本滞在で「No.1」断言する出来事「サムライやニンジャのようだと思っていた」
米メディアに日本での体験を明かす
米大リーグ・ドジャースを今季世界一に導いたデーブ・ロバーツ監督が、米メディアに日本で体験した最高の経験を明かした。「ああ、本当に実在するんだ。触ることができるんだ」と信じられない気持ちであったと表現している。 【画像】「サムライやニンジャのようだと…」ロバーツ監督が対面した偉大な人物の写真 米衛星ラジオ局「シリウスXM」のチャンネル「MLBネットワークラジオ」に出演したロバーツ監督。ワールドシリーズを制覇し、その後に経験した最高の出来事について問われた。 ロサンゼルス生まれの人気ラッパーであるアイス・キューブと交流したこと、母校の大学アメフトの試合を訪れて祝福されたことなどを挙げたが、「でもこれまでのNo.1は日本でサダハル・オウと夕食を共にしたこと」と日本を訪れた際の出来事を明かした。 通算868本塁打で“世界のホームラン王”として知られる王貞治氏の名前に、その場にいた記者たちが「ワーオ!」と驚きの声を上げる中、ロバーツ監督は「これは本当に最高だったよ。日本に行ったとき、彼(王氏)と私の友人がいて、別の友人が主催してくれたんだ」と説明した。 ロバーツ監督は今月、生まれ故郷の沖縄・那覇市で特別栄誉賞を受賞するなど日本でのひと時を楽しんだ。王氏との会食には、息子のコールさんも参加。「息子がサダハル・オウと話しているのを座りながら見ていてこう思ったよ。自分は今まで彼(王氏)が実在しないと思っていた。ベーブ・ルースも同じだ。昔、達成した偉業をあれこれ聞いていただけで、存在したという実感がないんだ」と架空の人物に会っている感覚だったという。 続けて「オウも860本もホームランを打った、“サムライ”や“ニンジャ”のような存在だと思っていた。だからその場にいて、彼が息子と話をしているのを見ると『ああ、本当に実在するんだ。触ることができるんだ』と感じたよ」と夢のような交流を表現。「この経験がNo.1だったね」と断言している。
THE ANSWER編集部