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「高校野球の世界に残って改革は難しかった」名門・高知高校前監督が「ヴェルディ入り」した理由

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REAL SPORTS

5月22日、東京ヴェルディクラブは、高知高校硬式野球部の前監督で、侍ジャパンU-18の分析担当コーチだった島田達二氏の、『東京ヴェルディ・バンバータ』のベースボールチームアカデミー統括ヘッドコーチ就任を発表した。春夏合わせて9回甲子園に出場を果たしている名将のクラブチームへの転身は、いち指導者の動向以上に大きな意味を持つ。島田氏と東京ヴェルディ・バンバータ代表で、野球界に新風を送り続ける熊本浩志代表に話を聞いた。 (インタビュー・構成=広尾晃)

高校野球の名将が「東京ヴェルディ」へ? 新たな変化の兆し

島田氏は高知県出身の48歳。高知高校時代の1990年には春の甲子園(第62回選抜高等学校野球大会)に出場。高知大学を経て高知中学、高知高校の監督を歴任。高知高校監督時代には、夏の甲子園(全国高等学校野球選手権大会)に4回、春の甲子園に5回出場し、2013年の春はベスト4、2006年明治神宮野球大会では全国優勝している。 その後、U-18侍ジャパンの分析担当コーチとなり、昨年9月のWBSC U-18ベースボールワールドカップでも相手チームの情報分析や作戦立案を担当した。現在の高校球界を代表する指導者の一人だった。 一方、東京バンバータは、デザイン家電の「amadana」を率いる熊本浩志代表が創設した軟式野球チーム。軟式野球界では屈指の強豪だ。2018年には総合的なスポーツクラブを目指すJリーグの東京ヴェルディと提携。東京ヴェルディ・バンバータとなった。 同時に熊本代表は、ヴェルディグループのクリエイティブセンターのディレクターとなり、50周年でリブランディングを担当。男女サッカーからバスケットボール、バレーボール、さらにはeスポーツまで、15あるカテゴリーのユニホームをすべてデザインするなど、グループの「総合スポーツ事業」も推進する立場だ。 高校野球の本道を歩んできたエリート指導者が、スポーツ改革を掲げるスポーツベンチャーへのチャレンジの道を選んだ。これは、野球界にとって大きな衝撃を与えるニュースだ。 その経緯について、島田氏と東京ヴェルディ・バンバータの熊本代表にリモート取材で聞いた。

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