パナHD、万博パビリオンデーの概要発表 有名ダンサーのパフォーマンスや子供たちの発表も
パナソニックホールディングス(HD)は27日、2025年大阪・関西万博の会期中(来年4~10月)に実施するイベント「パナソニックパビリオンデー」の概要を発表した。パリ五輪のブレイキン男子に出場した半井(なからい)重幸氏=ダンサー名・SHIGEKIX(シゲキックス)=らのダンスパフォーマンスや、同社のパビリオン「ノモの国」に携わった子供たちによる制作の成果に関する発表などが行われる。 【写真】「ノモの国」内にある「ノモの森」の様子がARを使って公開された パナソニックパビリオンデーは、来年8月7日の午後2時から万博会場内の催事場「EXPOホール」で実施される。 ノモの国と同じく、子供たちの心と体を解き放ち、夢や希望に向かって進むきっかけを与えることをテーマにしており、有名ダンサーによるパフォーマンスもその一環となる。学生を対象としたダンスコンテストの入賞グループによるダンスも披露される。 また、ノモの国の制作には、これまでに小学生から大学生までの200人以上が携わっており、その成果も発表される。パビリオンの建設で出る端材を再利用する「ハザイソン」の取り組みで、学生が考案したエコバッグなども展示する。パナソニック合唱団と学生によるノモの国のテーマソング合唱も行われる。 パナソニックHDの関西渉外・万博推進担当参与の小川理子氏は「常識や思い込みから解き放たれる体験を目指してパビリオンを作ってきた。パビリオンデーを通して子供たちが未来を切り開く一歩を踏み出すきっかけにしてほしい」と話した。(桑島浩任)