【伊原春樹コラム】開幕から首位を快走するソフトバンクに現れた好右腕。精度の高い多彩な変化球で打者に的を絞らせない大津亮介
4月25日のロッテ戦[ZOZOマリン]で3勝目をマークした大津[写真=兼村竜介]
【伊原春樹の野球の真髄】 ソフトバンクが首位を快走している。4月28日現在(以下同)、2位・日本ハムに3.5ゲーム差。好スタートを切れた要因は、何よりも今年は打線が強力になったことが大きいだろう。西武から山川穂高がFAで加入。四番に座って5本塁打を放ち、リーグトップを独走する28打点をマーク。小鶴誠さん(松竹)のプロ野球シーズン記録161打点を上回る167打点ペースだ。三番・柳田悠岐、四番・山川、五番・近藤健介のクリーンアップは破壊力抜群で、1試合平均4.21得点も断トツのリーグトップ。パ・リーグで昨年より1試合平均得点がアップしているのはソフトバンクだけだ。 さらに昨年3位に終わった要因となった先発陣も・・・
本文:1,171文字
購入後に全文お読みいただけます。
すでに購入済みの方はログインしてください。
週刊ベースボール