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橋下徹氏「ずっと自粛を続けたら、違う理由で死ぬ人が出ます」 ~バランス判断の必要性を主張

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ニッポン放送

ずっと自粛を続けたら違う理由で死ぬ人が出る

橋下)僕がそこで日本の政治家が本当にだらしないと思うのが、緊急事態宣言を解除する時期などの質問が出たときに、必ず政治家は「専門家の判断によります」と言うのだけれど、違うでしょう。これは政治判断なのですから。感染症対策も重要ですが、僕の周りでもお店をたたんでいる人が続々出てきていますよ。確かに命は大切ですが、その裏側にそれなりのコストがかかってきて、このバランスをどうとるのかが政治家の判断なわけで、このままいったら政治家は誰も怖くて判断できなくなります。結局安全圏ばかり狙っていって。 辛坊)この国を動かしているのは高齢者だから。典型的な例があったのは、先週大阪のどこかの72歳の議員が「若者が俺たちに感染させる。人殺し」という話をしたということで、その人が後で釈明した文章を読んでみたら「とにかく子どもたちを外へ出すな」と言っているのだけれど、それは違わないかと。高齢者が重篤化するとわかっているわけだから、若い人のリスクがそんなに高くないとするならば、経済をちゃんと回してご高齢の方が何かあったときに医療がちゃんと受けられるような社会保障や国のシステムを整えることにむしろ意味があるのではないかと。 橋下)どこかで判断しなければいけないので、薬とワクチンができればそれでいいのですが、それができるまで2年くらいかかる。それまでずっといまの自粛を続けたら、違う理由で死ぬ人が出ます。 辛坊)方向性としてはご高齢の方に自粛してもらうべきだと。その方向性で若い人に普通の社会生活に戻ってもらうのをどこかのタイミングで政治決断しないと、日本が滅びるという。 橋下)その話を山中さん(※京都大学iPS細胞研究所所長・山中伸弥教授)にお伝えしたら、やはりそれは「ハイリスク」「ローリスク」を分けられるのかというところが、科学者の視点では困難ではないかという話でした。まさにそこをみんなで議論してもらって、どっちにしろ2年か3年くらいワクチン開発に時間がかかるとか、集団免疫を獲得するにも2年か3年かかると言われているわけです。うちの母親にはいま、自宅から一歩も出ないように言っているのですが、高齢者・ハイリスク者に2年か3年耐え忍んでもらう。社会全体を2年か3年ロックダウンすることはなかなか難しいです。どこかで経済を回すグループと、自己安全を守るグループを分けながらやっていかないと。国会議員はまったく給料が減らないから、そこの感覚がないのです。「命を守るために家にいてください」というのはそうなのだけれど、それだけで済まない人がいっぱいいるのだということを微力ながらいろいろなところで言っていかなければいけないと思っています。

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