AKB48新公演タイトルが「ここからだ」に決定 秋元康氏「ここから第二期黄金時代を迎えます」
AKB48が29日、約9年ぶりとなる秋元康総合プロデューサー書き下ろしの新公演のタイトルが「ここからだ」公演に決定したと発表した。 【写真】タイトルについて語る秋元康氏 2005年12月8日にオープンした〝会いに行けるアイドル〟の活動拠点であるAKB48劇場。9月からリニューアル工事中で、オープンから19周年を迎える12月8日に、秋元氏書き下ろしの「ここからだ」公演でこけら落としを行う予定だ。 秋元氏が書き下ろすオリジナル公演としては18回目で、「M.Tに捧ぐ」以来、約9年ぶり。新公演は過去に2回の延期を発表しているだけに、ファンからは「12月8日に本当にスタートできるのか?」と疑いの声も上がっていた。 AKB48公式SNSでは、24日から、新公演に向けた動画の投稿がスタート。インタビュアーがOGの指原莉乃に「新公演は間に合うと思いますか?」と問いかけながら、新公演開幕までメンバーやスタッフのリアルを届けるドキュメンタリー映像が展開されていた。 そして、この日の20時にアップした動画には、満を持して総合プロデューサー・秋元氏が登場。新公演のタイトル「ここからだ」公演と発表し、タイトルに込めた想いについて「今のAKB48のポジション、全盛期に比べて〝地味なんじゃないか〟とか(言われている)。でも実際はすごい新メンバーたちが頑張ってるじゃない。だから、ここから第二期黄金時代を迎えますよという意味を込めて『ここからだ』というタイトルにしました」と説明した。 また「僕は書きましたよ、全部」と新公演の16曲全てを書き終えたことを告白。インタビュアーに「新公演は間違いなくやりますか?」と問われると「あとは、スタッフの問題です。さすがに何回も嘘ついてるもんな、やるやる詐欺を」とプレッシャーをかけつつ「今回は間違いなくやると思いますけど…12月8日にスタートすると思います!」と宣言した。 さらに「歴史のあるグループですから、AKB48の一番初めの頃の魂というか、気持ちというか、それを今の子たとが受け継ぎながら新しいAKB48を作ってほしいなと思います」とメンバーを激励。最後にファンに向けて「今度は本当です」と念押ししました。 4代目AKB48グループ総監督の倉野尾成美(24)もコメントを寄せ「メンバーみんなで気合いを入れて準備をしています。これまでの演目を超えるくらい、見ている人が『ここからのAKB48を見たい!』と思ってもらえるような公演にしていきたい。再出発のような気持ちで臨みます! 新しくなったAKB48劇場からたくさんの方へ届くようなパフォーマンスをしてまた一つ一つ築き上げていきたいです」と意気込んだ。
東スポWEB