海中を泳ぐシロクマに夜を照らすポートタワー・・・光で描く幻想的な現代アート展が神戸で
『光の芸術家 ゆるかわふうの世界~宇宙(そら)の記憶~』が、「神戸ファッション美術館」(神戸市東灘区)で1月29日より開催される。 【写真】海中を泳ぐシロクマを壮大に描いた『うたかたの夢』 ゆるかわふう氏は、凹凸を付けた発泡断熱材に背後からLED照明を当て陰影を表現するオリジナル技法「光彫り」で創作している現代アーティスト。神話や海中の風景などを幻想的に描き出した作品は近年、さまざまなテレビ番組などで取り上げられ注目を浴びている。 本展は、高さ約1.8m、幅約5mの大型作品を中心とした全国初の展覧会。時間や季節によって表情を変える空を描いた「空エリア」、月や天女など荘厳な雰囲気の作品を展示する「羽衣伝説エリア」、クジラやウミガメなど海で暮らす動物を描いた「海エリア」に分かれ、30点の作品が展示される。 開催期間は1月29日から3月27日まで、料金は一般1000円、大学生・65歳以上500円。時間は朝10時から夜6時まで。