【RIZIN】テコンドー王者・江畑秀範、プロデビューはダウン喫し判定負け
RIZIN FIGHTING FEDERATION 『Yogibo presents RIZIN.25』 2020年11月21日(土)大阪城ホール 【フォト】江畑がダウン、ロープに手をかけ苦しそうに座り込む ▼第4試合 RIZIN キックボクシングルール:3分 3R(83.0kg) ●江畑秀範(フリー) 判定3-0 ※三者とも29-28 〇佐野勇海(NJKF拳之会) 江畑はテコンドー全日本大会を9連覇した実力者で、今年8月にフリー宣言。フリー宣言時には「テコンドーの技がどこまで通用するかRIZINに挑戦したい」とアピールしており、今回キックボクシングルールでデビュー戦が決まった。また、昨年は全日本テコンドー協会の金原前会長らの不誠実な組織運営を告発し話題を呼んだこともある。 対戦相手の佐野勇海(拳之会)はNJKF・拳之会期待の新鋭で、今年3月にはピーター・アーツの息子マルシアーノ・アーツと対戦し3RにパンチでKO勝ちを収めている。 1R、江畑は左ハイキックを当て、その後も前蹴りを顔とボディに打ち分け佐野を懐に入れさせない。江畑の前蹴りがとらえ、佐野はアゴが上を向く。江畑はボディへのヒザ、そして掛け蹴りで佐野を懐に入らせない。 2R、サイドキック、バックスピンキックの江畑。佐野は何とかパンチを当てん前に出るが、江畑は上体をのけぞらせながらも左ストレート、ヒザ蹴りを返す。左右フックで攻めるが、佐野はヒットを上げられない。 3R、江畑のヒザを浴びても佐野は止まらない。そして江畑が組みついてくるところにフックを当てていく。これでペースを掴むと左フックから右ストレートを決め江畑をダウンさせる。KOを狙いその後も攻めた佐野だが、江畑の長い手にクリンチされ、ダウンの追加はならず終了のゴング。 判定は3者29-28で佐野。テコンドー王者・江畑にダウンを与え勝利した。