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半世紀以上にわたり活躍 俳優の渡哲也さん 10日、肺炎で死去 写真特集

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47NEWS

 映画「無頼」シリーズやテレビドラマ「西部警察」シリーズなど数々の映画やドラマなどで活躍した俳優の渡哲也(本名渡瀬道彦=わたせ・みちひこ)さんが10日午後6時30分、肺炎のため死去した。78歳だった。半世紀以上にわたり、第一線で精力的に活動し続けた生涯を共同通信の記事を基にまとめ、写真で振り返る。(47NEWS編集部)  渡さんは1941年生まれで、兵庫県淡路島の出身。青山学院大在学中にスカウトされ日活に入社した。2017年に亡くなった俳優の渡瀬恒彦さんは弟だった。1965年の宍戸錠さんとダブル主演した日活映画「あばれ騎士道」でデビュー。石原裕次郎さんや小林旭さん、宍戸さんに続くアクションスターとして売り出された。  吉永小百合さんと共演した66年公開の映画「愛と死の記録」が評判を呼び、ブルーリボン新人賞を獲得する。68年の「無頼より・大幹部」から始める「無頼」シリーズ6作品は日活時代の代表作となった。

 71年に日活を退社。憧れていた石原さんが設立した石原プロモーションへ移籍する。その後も深作欣二監督の「仁義の墓場」や「やくざの墓場 くちなしの花」などに主演。演技派として評価を高めた。  87年に石原さんが亡くなると、石原プロモーションの社長に就任した。石原プロは先月、来年1月で半世紀以上の歴史に終止符を打ち、俳優のマネジメント業務をやめて著作権管理などに専念することを発表していた。  歌手としても73年に発売した「くちなしの花」が90万枚を売り上げる大ヒットとなり、74年と93年の「NHK紅白歌合戦」に出場した。  テレビドラマにも数多くに出演。76年から79年にかけて放送された「大都会」(76~79年)で主演。79年に始まった「西部警察」シリーズでは、角刈りにサングラス姿が印象的な「大門団長」を演じた。ともに派手なアクションや銃撃戦で刑事ドラマの一時代を築いた。  長年の活動が評価され、2005年には紫綬褒章、13年には旭日小綬章を授章した。

 華々しい経歴の一方、病気に悩まされ続けた人生でもあった。1974年に放送されたNHKの大河ドラマ「勝海舟」の主役に抜てきされるも、収録中に胸膜炎になり途中降板した。  91年、直腸がんであることを公表した。切除する手術を受けた際に人工肛門を付けることになった。97年には悪性の大腸がんが見つかり切除。2015年に、急性心筋梗塞で緊急手術を受けた。近年は肺気腫や呼吸器疾患からの回復を目指しリハビリに励んでいたという。

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