保護猫&保護犬ボランティア経験談「愛犬との別れを経験、自分にも何かできることを」|美ST
興味はあるけれどハードルが高そう、と躊躇しがちなボランティア活動。まずは自分の得意分野で気軽にチャレンジできることから始めてみては?誰かのためにかける時間や労力は自分にとってのパワーになり、新たな充足感を感じられるはず!
「誰かのために」始めたことが、自分にとっての実り・収穫に!ボランティア、できることから始めてみたら…
【Case】保護犬・猫の保護や里親探しの活動に参加したい ■愛犬との別れを経験、動物のために自分もなにかできたら 自分自身が愛犬を亡くした経験や犬の殺処分について描かれた絵本を読んだことなどから「なにか自分にできることをしたい!」と思いたち、ネットで保護犬・猫の保護団体を検索していました。私が参加しているNPO・犬猫譲渡センターの魅力は誰でも気軽に入れるようなカフェ風スタイルの保護施設であること。代表の佐々木さんはじめボランティアの方々の想いにも大いに共感できたので、4年前から月1ペースで週末に4~5時間程度の活動を始めました。散歩やケージの掃除など活動は体力勝負ですが、保護されている犬や猫といい飼い主さんのご縁が決まった時の嬉しさは格別!個人的にも3年前にここで出会った6歳のヨークシャーテリアを家族に迎え入れました。実際に、このボランティアに関わらなかったら知ることもなかった現実的な問題などにも気づくことができて、自分自身の視野も大きく広がった気がしています。(ジョーゲンセン栄里子さん/NPO法人・みなしご救援隊 犬猫譲渡センター ボランティア)
《活動の大半は施設のお掃除体力勝負です》 ボランティアの仕事はケージの掃除や消毒から、犬の散歩やブラッシングなどのお世話まで多岐にわたり大忙しだとか。「動物好きだからできることだし決して楽ではない肉体労働ですが、あっという間に時間がたってしまいます」
\教えてくれたのは…/
■NPO法人・みなしご救援隊 犬猫譲渡センター ボランティア ジョーゲンセン栄里子さん 2024年『美ST』11月号掲載 取材/森島千鶴子 再構成/Bravoworks,Inc.